精神科医は冷たい ~冷静なだけです~
特に悩みに悩んで受診された方に多いのですが、精神科医が、頷くだけで冷たい印象を受けたと思われる方は多いはずです。そして薬を出されるだけ。納得いきませんよね。
ところが、そういう場合、患者さんが重いうつ状態、もしくは興奮状態にあり、入院するまででもないけど、この患者さんと、まともに会話ができるのは、もうちょっと先かな。
怒りを爆発させても、お医者さんはカタキをうってはくれません。
悲しみの底にいても、お医者さんは抱きしめてはくれません。
薬を処方するだけです。
ところがどっこい、薬を服用すると次の診察までに明らかに精神状態が改善されています。
そこからが、あなたの物語を、お医者さんに簡潔に話し出しましょう。
そうすれば、精神科医はあなたに寄り添ってくださいます。
頑張っている人を応援するのが社会であり、お医者さんは窓口です。
今の生活で困っていること悩みを相談すれば、ソーシャルワーカーと一緒に、
各種サービスが受けられます。
あなたの生活、人生が豊かに変化していくでしょう。
私は主治医を診察の度に3回笑わせることが目標です。
医者やっててよかったな。そんな患者さんもたまにいますよ。
佐賀牛。スタンプカードで貰った一品です。今夜はローストビーフ。