男の子 〜愛は惜しみなく〜

(注:↓以下改竄22/11/8:美園菜摘確認済)
女の子はカマドの灰まで持っていく。というフレーズがありますが、どうやら、そうでもないようです。
「親んとこ行ってビールとってくる」

恐ろしい。実家の近所に家建てた、よか年頃の息子が、やれ、ビールケース寄越せだの、やれ、鰻が食べたいだの、実家を宝探しの冒険者の如く荒らし回る。

信じられない光景ですが、どっこい、親は嬉しいらしいんですよ。

孫が鰻を食べないため、山盛りのコロッケ、唐揚げなどを用意し、旬の筍の煮物、筍ご飯などを持たせ、また来なさいねと送り出す。

愛は惜しみなく与う。
愛は惜しみなく奪う。

こんな家に嫁いできたのだ。息子が成長した時の対応を考えながら、鰻を頬張る。

まぁ、おばあちゃんは心に余裕があるんだろうなあ。鳥栖市「うな勇」蒲焼き。
ただ一言。うまい。

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