カメリーナの最期 〜気づけなかった〜
夫が天井を見上げている。
どーしたのと問えば、その視線の先に一匹のカメムシが。
どーしたのと問えば、その視線の先に一匹のカメムシが。
「カメムシのカメリーナよ。一週間くらいいるわよ、うちでこの夏、避暑するつもりなんじゃないの」
「そうね。あんた、風呂入ってこんね」
うん。と私は返事して、風呂上がりに夫から思わぬ一言が。
「カメリーナは旅立ったけん」
「えっ!外に逃がしたの?!え、パパ、まさか、」
「旅立ったったい〜」
「カメリーナアアァァアァァ!」
カメリーナよ永遠に。暑い季節はネバネバサラダはいかがでしょう。元気がでます。