障害者と天変地異 ~メメント・モリ~

お薬を一か月余分に備蓄していました。うっかり医師に伝えたところ、その日は、五日分しか支給されず、要するに、オーバードーズの可能性も踏まえて精神科というところは、ギリギリしかお薬を出さない方針らしいです。

天変地異が起きたらどうするんですか!本間病院が野戦病院と化して我々を救済できるんですか!と、問い詰めたら、小郡で天変地異なんて起きないから~とのほほんと返されました。

で、今回の水害、イオン小郡が、またトップンと水没しました。決して他人事ではないということは痛感しました。天変地異起きたやんけ!と医師に訴えたところ、起きちゃったね~とのほほんと返されました。

お医者さんは、頭の中が三回転くらいしている職業なので、そんときゃそんときと、悟りをひらかれていると思いますが、私めが如き俗人、もし、クスリが切れたらどうなるんじゃあ!と気が気ではありませぬ。

ですが、天変地異が起こったとして、生き残れる側に入る可能性ってどれくらいだろう?そんなに自分だけは生き残れるって根拠のない自信は何なんだろう?自分ってそんなに特別な存在?

野戦病院の寝袋で唸っている自分も、運が良い方なのかもしれない。

メメント・モリ。

自主的におさまる。

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