夫の恋ゴコロ 〜可憐なあのこ〜
夫がペットボトルに水を汲んでいる。
なにしてんの?と聞いても返事がない。イヤな予感がしました。
なにしてんの?と聞いても返事がない。イヤな予感がしました。
「パパ、ハーブに水やろうとしよるっちゃないやろーね、この天気で水やったら熱さで枯れるよ。」
夫は金魚の水槽を洗いまくり、洗うたびにゴーストタウンにしてきた経歴を持つ。
「枯れるよう。」
夫は珍しく断念しました。
夕方、玄関先の庭に出たら、バジルが小さな白い可憐な花を咲かせてました。
あぁ、夫はこの可憐な花に恋をしたのだ。
かわいいところもあるんだなあ。