居宅介護 ~ヘルパーさんはスゴ腕料理人~

はい。医師の勧めで居宅介護を利用しています。
ナゼかわかりませんが、調理師免許をお持ちの方がいらっしゃってます。塩と胡椒、ケチャップとマヨネーズしかなかった縄文時代の食文化を地でいく我が家に、ルネッサンスが訪れたのです。
ヘルパーさんに、「塩はないんですか?」と問われれば、ありますよう〜と赤い蓋の食卓塩を差し出しました。「それは食卓塩です、塩です。」…?塩とはなんぞや。ええ、もう聞きましたよ。この歳になって。「あのぅ、塩ってなんデスか?」とネ。長く険しく楽しい道のりの始まりでした。
料理番組では、東京の味付けが基本となっており、福岡の男達の舌を満足させるには、至らないそうです。福岡は、醤油一つとっても、濃い口、薄口、さしみ醤油、白だし、多種多様にわたり、酒、みりん、だし。それらを集めただけで、やっと、一人前。女として、母として、人間として、幅ができたと思い感謝しています。
野菜一つ処理するにしても、「ご存知かもしれませんが、一からいいますよう」と、優しくフォローされながら、キャベツの芯は縦に細切りに、玉ねぎの茶色い部分は苦いから、完全に取り除くように。そうすれば、子供が野菜嫌いにならないからね。
お肉一つ処理するにしても、牛すじは前の日に茹でて、翌日に固まった油分を、こまめに取り除くように。子供が食べたとき胸焼けしないようにね。豚肉を炒める時は、良く火を通して、だけど炒め過ぎは、お肉が固くなるから気をつけて、そうすれば、子供が肉嫌いにならないからね。
家庭料理は、やさしさでできている。
子供の二分の一成人式で、「お母さん、料理おいしいよ。いつもありがとう」と発表されました。
時の神様に感謝します。私は子供を抱くのに間に合った。
小郡市「睦っちゃんうどん」、おまかせそば。
あたたかくヘルシーな汁物が食べたくなったらココ! ごぼ天、ワカメとウマ肉夢の共演!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です